予算ガイド

マイボート予算の考え方

「船体を買える」ことと「無理なく持ち続けられる」ことを、別の数字として考えます。

診断例で、購入予算の見方をつかむ

購入に充てられる現金500万円、毎月の予算上限15万円、保管場所を東京湾とした架空の試算です。トップページと同じ例を使い、購入時と保有中の負担を分けて見ていきます。

「ゆとりを残す目安」のローン併用案では船体価格が500万円、月額は9.47万円〜15万円です。「維持費次第で届く目安」では船体価格が898万円、月額は15万円〜21.9万円です。保管料や整備費を抑えられる場合、購入候補に入る可能性があります。結果画面では、同じ条件で逆算した現金のみ案も比較できます。

この価格帯では、保管料や整備費が増えたときに月額の余裕が小さくなります。購入予算は候補を絞るための目安として使い、購入前に保管先と販売店の見積りで確認してください。

ローンは年4.0%・10年・最低頭金20%の仮定です。標準の年間利用時間は50時間。特定の金融商品や購入・融資の可否を示すものではありません。

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現金500万円は、どこに使う?

ローン併用の「ゆとりを残す目安」では、現金のうち約136万円を登録・輸送・保管場所の初期費用などに充て、残りの約364万円を頭金にします。船体価格との差額約136万円を借りるため、現金だけで船体と諸費用の全額を支払う例ではありません。

ローン併用案の購入時の現金と月額の内訳
費目ゆとりを残す目安維持費次第で届く目安
船体価格500万円898万円
諸費用(保管場所の初期費用を含む)136万円〜262万円149万円〜292万円
頭金238万円〜364万円208万円〜351万円
購入時の現金500万円500万円
借入額136万円〜272万円547万円〜707万円
ローン返済/月1.37万円〜2.75万円5.53万円〜7.16万円
維持費/月(年間費用÷12)8.09万円〜12.2万円9.46万円〜14.7万円
月額9.47万円〜15万円15万円〜21.9万円

月額はローン返済と年間維持費の月割りの合計です。保管料・保険・年次点検・燃料・検査・修繕予備費を含みますが、実際の請求が毎月均等に発生するわけではありません。追加艤装・必要備品、船底再塗装・上架など、診断に含まない費用は別途確認が必要です。

表示額は概数のため、内訳の和と合計が一致しない場合があります。購入予算案の維持費は比較用モデルからの推計で、特定の艇やマリーナの見積りではありません。計算方法と出典、維持費の確認項目も合わせて確認してください。

現金や保管地域を変えると?

毎月の予算上限は15万円のまま、一度に1つの条件を変えます。以下はいずれもローン併用の「ゆとりを残す目安」です。

元の条件

現金500万円
東京湾

船体価格の目安
500万円
月額
9.47万円〜15万円

現金だけを増やす

現金800万円
東京湾

船体価格の目安
675万円
月額
8.86万円〜15万円

保管地域だけを変える

現金500万円
瀬戸内海

船体価格の目安
991万円
月額
10.6万円〜15万円

現金を800万円に増やすと、この試算では船体価格の目安が500万円から675万円になります。同じ艇なら頭金を増やすことで返済を減らせますが、ここでは月額上限に収まる船体価格を改めて逆算しています。保管や整備にかかる費用までなくなるわけではありません。

現金を変えずに瀬戸内海へ変えると、船体価格の目安は991万円です。地域ごとの初期費用と年間保管費の仮定が異なるため、同じ予算でも結果が変わります。地域内の全マリーナに当てはまる金額ではなく、空き状況や利用条件も含めて保管先の見積りで確かめてください。

最初に決めるのは2つの上限

購入に充てられる現金と、毎月の予算上限を分けます。現金には船体価格だけでなく、登録、輸送、マリーナの初期費用が含まれます。追加艤装・必要備品は診断に含めません。ローン時は、購入時に必要な現金 = 諸費用 + 頭金、船体価格 = 頭金 + 借入額です。初期費用を先に充てた残額が、ローン利用時の頭金になります。月額にはローン、保管、保険、整備、燃料、検査・更新の年割り、修繕予備費を含めます。

ローンは頭金と維持費を同時に見る

頭金を増やすと借入元本と返済額は下げられますが、保管料や燃料費そのものは下がりません。毎月の予算上限は使い切る目標ではありません。「ゆとりを残す目安」は、維持費が高めになっても月額が上限内に収まるよう余裕を見た案です。「維持費次第で届く目安」は、保管料や整備費を抑えられれば購入候補になる価格帯です。実際の費用が高ければ月額上限を超えることがあります。維持費だけで上限を超える艇は、頭金だけでは解決しないため、艇のサイズや保管先などの条件も見直してください。

船体価格だけで選ばない

診断結果では、船体価格と購入時の現金・月額の目安を見比べられます。借入額はカードの「初期費用の内訳」で確認できます。「ゆとりを残す目安」は維持費が多めでも予算内に収まる案、「維持費次第で届く目安」は保管料や整備費を抑えられれば購入候補になる案です。ローン併用と現金のみを見比べてから、モデルを比べます。

目標艇への積立

診断では、月額から借りられる元本を逆算し、不足する追加現金を表示します。月額の維持費不足がなければ、追加現金を毎月の積立額で割って到達月数を出せます。月額の幅も確認してください。

数字は見積りで更新する

診断で候補を絞ったら、実際に保管する地域のマリーナと販売店へ見積りを依頼し、条件を更新してください。本サービスはローン審査や家計全体の安全性を判定しません。

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